病気を消すための心理科学
こんにちは、ウェルネスクリエーター&病気解放の専門家 岩田です。
前回の投稿で物事に対する感情、ストレスはあなた自身が生み出している
とお伝えしました。
その感情によって、人間の免疫は大きく乱れ様々な病気を生み出しています。
今日のトピックはその一つの病気、がんについてです。
Contents
がんと免疫の関係
私たちは健康であっても実は毎日がん細胞を生み出しています。
これは細胞分裂を起こす際に遺伝子のコピーミスであったり、
活性酸素に遺伝子が傷つきがん化することもあります。
そうやって毎日数千個のがん細胞が私たちの身体に発生しますが
私たちは通常はがんになることはありません。
それはなぜか?そのがんをやっつけてくれる「おまわりさん」が
体内に存在するからです。
そんな「おまわりさん」のことを「免疫細胞」と言います。
免疫細胞には幾つもの種類があり、様々な機能を持っていますが
がんを叩く、やっつけてくれる免疫細胞は主にリンパ球と言われるものです。
リンパ球にも種類があり、T細胞、B細胞、NK細胞と分かれるのですが、
どれもがんを叩くにはとても重要な働きを示します。
これらリンパ球が手を取り合ってがん細胞を発見したらその場ですぐ叩いて
細胞死に追いやるので私たちはがんという腫瘍を抱えずに済むわけです。
なぜがん細胞が増えるのか?
通常はがん細胞が発見されればその場でリンパ球が叩いてくれることによって
私たちはがんにならずに済んでいるのですが
ではなぜがん細胞が増え、それが腫瘍となるのでしょうか?
話は単純です。
「がん細胞の発生数」と「がん細胞を叩いた数」のバランスが崩れるからです。
「がん細胞の発生数」=「がん細胞を叩いた数」
であるならばがん細胞は増えることはないですよね。
ですがこの二者のバランスが崩れたならがん細胞が増えることになります。
つまり、がん細胞の発生数がかなり増加するか、もしくは
がん細胞を叩く数がかなり少なくなるか(免疫の低下)。
または両方発生するか。
それにより
「がん細胞発生数」>>「がん細胞を叩いた数」
になればがん細胞は生き残り、そこからさらに増殖をしていくわけです。
ということはがんになってしまったら何をすればいいのか?
そうです、がん細胞の発生数を下げ、がん細胞を叩く力をあげればいいのです。
がん細胞はどのように発生するのか?
脱分化
ではそのがん細胞はなぜ生まれるのか?
いくつかありますが一番大きいと言われるのが細胞の脱分化(退化)です。
これは細胞そのものが分化(もともと同じ細胞が分裂しそれぞれの働きに分かれること)の逆の働き。
つまり退化した状態のことを言います。
ということは「がん細胞」とは退化した(昔の形に戻った)細胞と言えます。
なぜ脱分化が起こるのか?
それはストレスが身体にかかることで、自律神経が乱れ、低体温、低酸素、酸欠等の過酷な身体環境に陥るから。細胞は過酷な状況を乗り切るために細胞そのものを脱分化させ環境に耐えうる古いバージョンタイプの細胞に様変わりするのです。
活性酸素
そして次に考えるべきなのは「活性酸素」の影響です。
私たちの細胞の中にはミトコンドリアという細胞小器官があります。
糖をエネルギー(アデノシン3リン酸:ATP)に変えるところです。
簡単に言えば細胞のエネルギーを生み出す「発電所」だと思ってください。
その発電所が稼動するときにどうしても出てきてしまうのが「活性酸素:フリーラジカル」です。
活性酸素は呼吸で体内に摂り揉まれた酸素の2−3%ぐらいが活性酸素に変化すると言われていますが
それら発生した活性酸素は細胞そのものを傷つけたり、遺伝子を傷つけることで細胞はがん細胞に変化していくのです。
だからある意味がん細胞は自然発生するのは致し方ないということです。
もちろん活性酸素の上昇を防ぐために、様々な野菜等、栄養に気をつけることは大切です。
特に抗酸化物質となるようなビタミンや、植物栄養素(フィトケミカル)をとることで活性酸素から細胞を守ることにつながります。
コルチゾール
またストレスがかかることで体内のコルチゾールが上昇し、細胞内の活性酸素が増えます。
ストレスは遺伝子の中のATF3というがん細胞化するのをコントロールしている部分を活性化させ、細胞ががん化することを促進します。
こうしてがん細胞が増える環境が整うと、自然発生するがん細胞の数も増え始めることになるのです。
免疫の低下(がん細胞を叩く力の低下)
今度はがん細胞を叩く力の低下です。
別の言葉で「免疫力の低下」と言ってもいいでしょう。
リンパ球ががん細胞を叩くことはお話ししました。
通常自然発生するがん細胞ですが叩ききれなければ生き残りその後、時間をかけてどんどん増殖していきます。
このがんを叩くリンパ球ですが、
コルチゾールによって働きが低下することがわかってます。
つまり身体にストレスが長期間かかることで副腎からコルチゾールが大量分泌され、それが身体の免疫力を著しく下げるのです。
免疫が下がればがん細胞は叩ききれず残ることになります。
また、ストレスにより免疫細胞を作り出す胸腺が萎縮し、免疫細胞が未熟なまま放出されてしまうのです。それはつまり、訓練を受けていないおまわりさんを配属させることに他ならず、未熟なおまわりさんはしっかりとがんを見分けることや、やっつけることができないのです。
そうやって
ストレス→コルチゾール→免疫低下
と順をふみ、がん細胞は叩ききれず体内でどんどん増殖を始めていきます。
がんを自力消滅させるための戦略
ではどうすればがんを自然に退縮させることができるのでしょうか?
今まで説明の逆をやればいいのです。
つまり
がん細胞を増える仕組みを知ったならそれの逆をやる。
がん細胞を叩く力の低下を知ったならがん細胞を叩く力を上げてやる。
この二つです。
言葉を変えれば
がんを増やさないこと、そして免疫を活発にすること。
でしかありません。でもこの二つがしっかり働けばがん細胞はどんどん少なくなっていくはずです。
では具体的にどうすればいいのか?
まずはがんを増やさない、そして免疫を強くする
そのために、
- 抗酸化物質(ビタミン、フィトケミカル)をしっかりとる
- ストレスによるコルチゾールの上昇を防ぐ&コルチゾールを下げる
- ストレス(ディストレス)をかけない
- 過去の記憶の中でディストレスとなっているものを解消させること
- ユーストレス(身体ををかける健康に導くストレス)をかける
- 低体温を防ぐために暖かい格好、お風呂、汗をかくこと
一番初めと最後は誰でもどこでもできますよね。
問題は「ストレス」をどうクリアーにするのか?
そのポイントは記憶に対するネガティブな認識、そこをクリアーにさせると
それらすべてがドミノだおしのごとくクリアーになっていきます。
そしてもう一つ、身体を一番健康に導くためのキーワードは
「最高価値に生きる」この辺りを次回お話ししていきます。
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