2つのストレス
こんにちは。
ウェルネスクリエーター&病気解放の専門家、岩田です。
今回は「病気を生み出す」と世間一般には言われているストレスについてお話ししたいと思います。
実はストレスと言っても身体を壊すストレスもあれば、身体を健康にし活力を生み出すストレスもあるのです。
そういったストレスの種類について知っていればストレスに対応することもできますよね。
今日はそんなお話です。
Contents
ストレスとは?
そもそもストレスとはなんでしょう?
ストレスを日本語にすれば、「負担」となるのでしょうか。
私たち人間には恒常性というものがあります。
これは体温だったら36度前後、これを崩すような寒さや暑さは私たちにとってかなりの「負担」ですよね。これを環境的なストレスと言います。
また、私たちはより安定した状態を保とうとします。
自分にとってマイナスな出来事は安定を崩す最もなストレスです。
つまりストレスとは自分にとって「マイナス」であると認識している出来事、安定を奪う出来事のことを言います。
もっと言えば、
- 自分から何かを奪われると認識している時(安定が失われると認識している時)
- 自分にとっていらない何かが近づいてきたと認識している時(安定が失われると認識している時)
それをストレスと言うのです。
ストレスにも2つある
通常ストレスと聞いたらどんなイメージを持ちますか?
もっぱらストレスとは身体にとってよろしくないイメージがあるかと思います。
実際に私の元にセッションで訪れる方のほとんどがストレスを抱え病気を発症していらっしゃる方ばかりです。
ですが、そんな人に対して私はある種の「ストレス」をかけます。
実はそのストレス、それは自体が身体を元気にし、治癒力を発揮させる「ストレス」なのです。
そんなストレスのことを「ユーストレス」と言います。
後ほど詳しくお話ししますが、ユーストレスは身体の生理機能を活性化し正常化し、治癒力を高めな方が自力で病気を治すために必要な活動をどんどん推し進めてくれます。
そんな夢のような「ストレス」があるのです。このユーストレスをいかに上手に使うか。
それが健康を取り戻すためにとても必要なことなのです。
そして世間一般に身体を壊し病気をもたらすストレスのことを「ディストレス」と言います。
このストレスにやられると今度は身体は破壊の方向に進んだり、酸化したり、がんやその他様々な病気を引き起こすことになります。
その顕著な作用が「免疫の乱れ」です。
免疫の乱れそのものが様々な病気を生み出すことはご存じでしょう。
だからこそ私たちは2つのストレスを知りそれを生かすことで病気を手放し健康を取り戻すことができるのです。
ユーストレスとは?
ユーストレスとはあなたを健康にしてくれるストレスのこと。
それは人間の免疫力をはじめとした病気を治してくれる治癒の力を活性化させ、様々な病気を手放すために必要なことでもあるのです。
そのユーストレスとはどんなことをすればユーストレスになるのでしょうか?
そのキーワードは「最高価値」
もしくはあなたが「生まれてきた目的」と言ったものと深く関わりがあります。
最高価値とは
私たちが持っている価値観はひとそれぞれ。
その価値観は実はヒエラルキー(順位)を持っていて誰もが一番大切にしている何か、二番目、三番目。。。といった具合に価値観に序列があるのです。
その最も大切にあなたが見ている価値あるものを「最高価値」と言います。
この最高価値をやっている時は私たちは心の底から満足し、充足し、秩序だって行動でき、主体性を発揮することができるのです。
またそれを行っている時は、脳の前頭葉に血流が集中し、より人間らしく、集中して物事を考え発想できるようになっています。そのため、脳の持つ神経可塑性により、その分野においてはインスピレーションやビジョンが湧きIQがアップするのです。
そんな「最高価値」。それは人それぞれです。人によっては「子育て」という人もいれば「ゲーム」という子供もいる。また男性なら「ビジネス」という人も多いいでしょう。もしくは「学ぶこと」と言ったことが最高価値の人もいますよね。
人はそう言った最高価値を必ず何か持っているのです。
最高価値とユーストレス
最高価値に生きている時、私たちは集中し、秩序だって行動し、主体性を持ち、記憶だってしっかりしています。
そんな時はそのことで起こる「試練(チャレンジ)」だって自分からどんどん立ち向かっていけるはずです。それは人から見たら「よくそんなことするよねー」と言われるようなことです。
でも自分にとってはそれは「当たり前」のことでありそれをすること自体はあまり「努力」と感じないことかもしれません。そんなことが「最高価値」なのです。
それをやっている時は身体の生理反応、治癒力は正しい状態になります。免疫だって正常に働くのです。そして身体は「生きる」方向に強く活動し始めるのです。
だから、最高価値とはあなたが「生まれてきた意味」や「ミッション」なんかと深く関わったいるかもしれないですね。それを満たすために身体は高い生命力を発揮するのですから。
ディストレス
一方、あなたの身体に病気をもたらすのが「ディストレス」です。
ディストレスとはあなたが嫌々やっていることであり、なかなか行動できないこと、やるとイライラが募るようなこと。もしくはネガティブな感情(怒り、不安、恐怖、罪悪感、孤独、、、)そういったものを感じる出来事、行動のことを言います。
ディストレスは最高価値とは反対のあなたが価値を置いていないもの(最低価値)を生きている時に引き起こされます。
最低価値はあなた自身が主体性なく、人から言われなければ行動できず、ぐずぐずし、すぐ忘れ、困難が起こればすぐに逃げるまたはやめるようなことです。
だから常に満たされず、目の前のやらなければならない出来事に対して嫌々立ち向かうかやめるかの選択に立たされます。
それはつまり「Fight & Flight」反応、「闘争&逃走反応」というものを身体に引き起こします。
この時は脳の扁桃体に血流が集中し、身体をその出来事に立ち向かうか逃げるかの反応をもたらします。ノルアドレナリン、アドレナリンそして副腎より「コルチゾール」を分泌し始めます。
コルチゾールが身体内に上昇すると、免疫力特にT細胞の働きが弱り様々な病気、癌等を引き起こします。
また長時間のディストレスにより、胸腺の萎縮、がん遺伝子の発現、活性酸素の発生、インスリン分泌の低下(糖尿を引き起こします)等々が起こったり、コルチゾールの今度は極端な低下を生み出し、自己免疫疾患(多発性硬化症、リウマチ、潰瘍性大腸炎、結節性紅斑、、、等)を引き起こします。
これら病気には必ずと言っていいほど「ディストレス」が関与していると言ってもいいでしょう。
まとめ
ストレスには2つあります。
ユーストレスとディストレス。
ユーストレスとはあなたが最も大切にしている価値(判断)基準を満たす行動をやっている時のストレス。それはあなたを元気にし、免疫を高め生命力を最大限に高めてくれます。
ディストレスとはあなたを傷つけ破壊し、病気をもたらすストレスのこと。
長時間のディストレスがかかると身体は変調を起こしあなたに症状や病気をもたらします。
もしあなたが病気を手放し自力で回復を望んでいるなら、ディストレスをやめ、ユーストレスに生きることです。
とはいえそれが難しいから病気になったとも言えます。。。
ですがストレスとはあなたの認識によって大きく変わります。
ディストレスだったことをユーストレスに変えることができればあなたは健康を取り戻すことができるということです。
その辺り、詳しくはメール講座にてお話ししますね。
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