すべてはニュートラル
こんにちは。
ウェルネスクリエーター&病気を手放す専門家、岩田です。
心を整えて自力で病気を手放すお手伝いをしています。
ストレスやトラウマ、そこに付随する感情が自律神経や免疫系統、遺伝子発現、ホルモン分泌を狂わし人は病気を抱えていくようになります。
ではそこからどのようにして回復へと変化していくのか?
そのためには感情と病気の関係性を見ていくと答えが見つかっていきます。
本日のトピックはその辺り。
どうやったら病気を手放すことにつながるのか?
それはあなたの身に起こった出来事をどう捉えるかによって変わってきます。
Contents
物事をどう捉えるか?
あなたの眼の前で信号が赤に変わったとします。
さて、これ自体は「良い」ものなのか「悪いもの」なのか?
ここだけでははっきりわからないですね。
でもあなたが朝少し寝坊し、急いで会社に向かっている途中だったらどうでしょう。
この信号がスムーズに渡れたならあなたは電車に乗れるでしょう。
でも急に眼の前で赤に変わったなら。。。。
あなたはイライラするし、怒りも起こるでしょう。
不安にもなるかもしれないですし、寝坊した自分を責めるかもしれません。
赤信号自体は何も悪くないのですが、あなたはそこに「意味」付けし
自分で勝手に様々な感情を沸かせているのです。
またこういう状況だったらどうでしょう?
休みの日、あなたは大好きな人と公園の池で手漕ぎボートに乗っています。
するとあなたはよく見えない背中側からドンッ!!という「衝撃」を受けたとします。
「何だ!?」と振り向いてみたら、ちょっと大きな流木がぶつかっていました。
その瞬間、あなたは「お、よく見えてなかった、気をつけよう」と思うわけですが、
もしぶつかったのが他のボートで知らない人が漕いであなたのボートにぶつかっていたなら、
あなたは激怒するわけです。
同じ「ぶつかった」という認識は変わらないのに、そこの状況認識によって「怒り」という感情が湧く。
現象は同じなはずなのに。。。。
つまり、私たちが何かに対して「感情」というものを持つ時、
それはあなた状況認識があって初めて感情が沸くということなのです。
そんなの当たり前じゃんと思うかもしれませんが、
何が言いたいかというと、出来事そのものに「良い」とか「悪い」とか、「好き」とか「嫌い」とかがあるわけではなく、五感を通してその情報があなたの脳に入ってきて、それをあなたが情報処理(認識)する際に「好き・嫌い」「良い・悪い」といった二元論的にあなたの価値基準によって出来事を分けてあなたが勝手に「状況」にラベリングしているに過ぎないということなのです。
つまりは、感情はあなたの状況認識によって変わるので、
物事そのものに良いとか悪いというものはないのだということなのです。
物事はニュートラルだということ。
感情がもたらす病気
ではそのあなた自身の認識によって引き起こされた感情によって
あなたはどんな身体的変化を起こすのでしょうか?
ここで状況認識に対してあなたはネガティブな感情を抱えたとします。
怒り、不安、恐怖、罪悪感、恥、、、そう言った感情です。
そうすると身体は「闘争、逃走反応」というものを起こします。
状況に対して、戦うかそれとも逃げるか?
いずれにせよ、その状況自体があなたにとって「ディストレス」(ディストレスについては過去の記事こちらを参照)であり、身体に負担をかけているものです。
そうするとあなたの脳はまずその負担に負けないように「アドレナリン」と言うものを分泌し、身体を活性化させます。これ自体はそんなに問題ではないです。
問題になってくるのは、それが長時間にわたって引き起こされると、身体が疲弊を始めるということ。
長時間のディストレスは脳からノルアドレナリンというホルモンの分泌を誘発し、
そのホルモンが「コルチゾール」と言うホルモンを副腎から分泌させるのです。
すると、体内のコルチゾール値が上昇しっぱなしな状況に陥ります。
このコルチゾール上がりっ放しが様々な病気を引き起こす原因になるのです。
例えばコルチゾール上昇によって、胸腺の萎縮が起こり免疫力が乱れます(過去の記事参照)
それは直接、免疫の低下(がん等を生み出しやすくします)や、もしくは免疫の乱れ(自己免疫疾患を引き起こします)が起こります。
またコルチゾールの上昇は直接リンパ球等の免疫細胞の働きを弱め、本来叩けているはずのがん細胞を叩ききれない状況になります。(つまり体内のがん細胞が増える)
またコルチゾールは身体の蛋白質を分解していくので様々な関節に炎症を起こし痛みを誘発したりもします。
コルチゾールはインスリンの働きが弱り糖尿病を引き起こしたり、体内に活性酸素を発生させるので細胞の酸化が進み、がんや心疾患、脳血管疾患等(3大死因)が起こりやすい状況を作り出します。
また感情そのものは細胞内の『ATF3』という遺伝子のスイッチをオンにし細胞のがん化を促進します。
そして感情は脳にも影響を与え、側外側前頭前野の働きを弱めるので、「痛み」を感じやすくし慢性痛を引き起こします。
その他にもたくさん感情に絡めた身体変化が起こります。これらが病気を引き起こしているということ、ご理解いただけるでしょうか?
私たちはもともと「健康」
私たちはもともと「健康」なのかもともと「不健康」なのか?
もし我々はもともと「不健康」に出来上がっているなら「病気」は普通のことであり、当たり前に感じるでしょう。
ですが私たちは「病気」を異常な状態として認識します。
ということは本来私たちは「健康」なんだという認識が備わっているということです。
私たちは元来「健康」に生まれてきている。そしてもしなんらかの理由で病気が起こったとしても、また怪我をしたとしても、もともとの「健康」を取り戻す力が備わっています。
その力を「治癒力」もしくは「生命力」といいます。
私たちは誰もがこの「治癒力」を備えていますがその力が蓋をされると、私たちはなかなか健康を取り戻すことが難しくなるのです。
病気回復の秘訣
先ほど様々なマイナス感情がホルモンや細胞の働き、免疫力などを狂わし、病気を生み出すとお伝えしました。
原因が「感情」であるならその感情をクリアーにしてあげることにより、細胞の正常な働きを取り戻し、私たちは健康を取り戻すことができるようになります。
ではどのようにして感情をクリアーにするのか?
お話ししたいと思います。
ニュートラルであること
物事はあなたが判別するまではニュートラルであるとお伝えしました。
つまりプラスマイナスがバランスを散りあっている状態です。
例えば何かの出来事に対してあなたはマイナス、ネガティブな感情を抱えたとします。
つまり本来ニュートラルであるものに対してあなたはあなたの価値判断基準(物差し)でそのことをマイナスに捉えた瞬間、あなたはマイナスな感情を抱えます。
それがあなたの身体バランスを大きく崩し始めます。
なのでもし病気を手放したければ、本来ニュートラルであるものに対しそれをあなたがマイナスに味付けしたなら、また本来のニュートラルに戻せばいいのです。
つまりマイナスに捉えたその出来事のプラス面を見つけていけばいいのです。
私たちの世界は完璧にバランスを取りあって存在しています。
マイナスがあればプラスが必ず存在し、ネガティブがあれば必ずポジティブが存在する。
あなたが物事をネガティブに捉えたなら、必ずその物事のプラスの面が
ネガティブと同じだけ!存在するのです。
ですが我々は物事を分けて考えるのでネガティブに認識しているものに対してプラス面を見ることなどは通常しません。だから「感情」というものが発生するのです。
だからあえてそのポジティブ面を見るようにします。
「無い」ことは絶対ありません。必ずあなたにとってその出来事によるポジティブ面がネガティブ面と同じだけ存在しています。ただ目の前の現実に囚われ見えていないだけです。
ネガティブに見えていた物事に対してポジティブな面を同じだけ見つける。
これだけでその物事へ対する認識がニュートラルになり、ネガティブな感情はポジティブな感情と中和し本来のニュートラルに戻るのです。
その時、あなたの細胞はホルモンは、遺伝子は免疫力は本来の状態、バランスを取り戻し治癒力の本来の「健康」に向けて身体が変化してくるのです。
つまり感情とは?
感情とは物事に対しての一面のみしか捉えていない時に起こるものです。
それはつまり認知のバランスが崩れていることを意味します。
物事に対して「白」「黒」がはっきりしている人は感情の起伏が激しく病気も起こしやすいと言えるかもしれません。
感情がいけないわけではないです。短期的な感情表現は人間の生命力を強くし身体を活性化してくれます。ですがそれを長時間抱え続けることはバランスの崩れたものの見方であり、そのバランスが崩れているよ!という教えらせが「病気」としてあなたの身体に現れているだけです。
なのでその認知のバランスをしっかり取ってあげれればあなたの治癒力は最高に発揮され始めます。
そのバランスの具体的な取り方については無料のメール講座をご覧ください。